日本人にも多くみられる消化器疾患の一つです
過敏性腸症候群(IBS)とは
過敏性腸症候群(IBS)は、大腸カメラなどの検査で炎症やがんなどの異常が見つからないにもかかわらず、腹痛や便通異常(下痢・便秘)が繰り返し起こる病気です。
ストレスや生活習慣が症状に大きく関わることが多く、日本人にも多くみられる消化器疾患の一つです。
初期症状
主な症状には次のようなものがあります。
- 腹痛やお腹の張り
- 下痢を繰り返す
- 便秘を繰り返す
- 下痢と便秘を交互に繰り返す
- 排便すると腹痛が軽くなる
- ガスがたまりやすい
- 残便感
症状が長く続く場合や、血便、発熱、体重減少などを伴う場合は、ほかの病気が隠れている可能性があるため、詳しい検査が必要です。
原因
明確な原因はわかっていませんが、腸の動きの異常や腸の知覚過敏、自律神経の乱れ、ストレス、不安などが関係すると考えられています。また、感染性胃腸炎の後に発症することもあります。
過敏性腸症候群は命に関わる病気ではありませんが、症状が続くことで日常生活に支障をきたすことがあります。
検査
他の器質的疾患がないことを調べることが重要になります。大腸カメラや便検査、血液検査などを行います。
治療方法
治療は症状に合わせて行います。整腸剤や腸の動きを調整する薬、下痢止め、便秘薬などを使用します。また、食生活の見直しや十分な睡眠、適度な運動、ストレスの軽減も重要です。必要に応じて、心理的なサポートや生活指導を行うこともあります。












