胃がんのリスクを高めることが知られています
ピロリ菌とは
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に感染する細菌です。一度感染すると自然に排除されることは少なく、慢性的な胃炎を引き起こします。
放置すると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、さらには胃がんのリスクを高めることが知られています。
初期症状
ピロリ菌に感染していても、自覚症状がないことが多くあります。症状が現れる場合には、次のようなものがあります。
- みぞおちの痛みや不快感
- 胃もたれ
- 胸やけ
- 吐き気
- 食欲不振
- 空腹時の胃の痛み
健康診断や胃カメラ検査をきっかけに発見されることも少なくありません。
治療方法
ピロリ菌は、胃酸を抑える薬と2種類の抗菌薬を1週間服用する除菌治療が一般的です。
治療後は、呼気検査や便中抗原検査などで除菌が成功したかを確認します。除菌することで胃炎や胃・十二指腸潰瘍の再発予防、胃がんのリスク低下が期待できます。
原因
感染経路は完全には解明されていませんが、幼少期に口から感染することが多いと考えられています。特に衛生環境が十分でなかった時代に感染した方が多く、高齢になるほど感染率が高い傾向があります。
家族にピロリ菌感染や胃がんの方がいる場合や、胃の不調が続く場合は、一度検査を受けることをおすすめします。除菌後も胃がんのリスクが完全になくなるわけではないため、必要に応じて定期的な胃カメラ検査を受けることが大切です。












