強いかゆみを伴う皮膚の病気です
病気について
蕁麻疹(じんましん)とは、皮膚の一部が突然赤く盛り上がり、強いかゆみを伴う皮膚の病気です。症状は数十分から24時間以内に消えることが多いですが、繰り返し現れることがあります。
蕁麻疹には、食べ物や薬、感染症などが原因となるもののほか、寒さや暑さ、圧迫、運動、発汗などの刺激によって起こるものがあります。しかし、最も多いのは原因を特定できない「特発性蕁麻疹」です。
初期症状や合併症
主な症状は以下のとおりです。
- 赤く盛り上がった発疹(膨疹)
- 強いかゆみ
- 発疹が短時間で消え、別の場所に現れることがある
- 唇やまぶたなどが腫れる(血管性浮腫)ことがある
合併症として、重症の場合にはアナフィラキシーを起こすことがあります。呼吸困難、息苦しさ、声のかすれ、意識障害などを伴う場合は、速やかに医療機関を受診する必要があります。
原因
蕁麻疹の原因はさまざまで、食べ物(卵・小麦・甲殻類など)、薬、感染症、虫刺され、寒冷・温熱・日光・圧迫などの物理的刺激、運動や発汗、ストレスなどが関係することがあります。
一方で、慢性的に続く蕁麻疹では原因を特定できないことも多く、その場合は「特発性蕁麻疹」と診断されます。
診断
症状の経過や発疹の特徴、生活習慣、服用中の薬、食事内容などを詳しく確認し、診断を行います。
必要に応じて血液検査やアレルギー検査などを実施する場合もありますが、すべての蕁麻疹で原因が特定できるわけではありません。
治療について
治療では、原因が明らかな場合は、その原因を避けることが最も重要です。
症状を抑えるためには、主に抗ヒスタミン薬などの飲み薬を使用します。症状が強い場合や改善しにくい場合には、他の内服薬を併用することもあります。
また、十分な睡眠やストレスの軽減、規則正しい生活を心がけることも症状の改善につながる場合があります。
蕁麻疹は多くの場合、適切な治療で症状をコントロールできます。発疹が繰り返し出る場合や、呼吸苦・顔や喉の強い腫れを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。












