当院での内視鏡切除で治癒切除が得られた症例です。

50歳台女性、貧血精査目的にて上部下部消化管内視鏡検査を行いました。

S状結腸中部に8mm程のわずかな発赤を伴う扁平隆起型のポリープを認めました。

通常光では見落としやすいポリープですが、特殊光フィルタ(BLI/LCI)や色素観察(インジゴカルミン)では明瞭に認識できるようになります。

拡大観察により早期がんと確認できます。

内視鏡切除を施行、病理結果で早期がん治癒切除(tub1 m0 Ly0 V0 VM0 HM0 CurEA)と判定されました。

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