内視鏡(胃・大腸カメラ)
当院での検査の特長について
専門医
日本消化器内視鏡学会専門医である院長が内視鏡検査および結果説明を行います。勤務医時代は特に内視鏡を専門とし、検査はもとより治療内視鏡(ポリープ切除、早期胃癌・大腸癌切除、食道静脈瘤硬化療法、胆膵内視鏡(総胆管結石、胆管癌)、異物除去、緩和ステントなど)を20年近く行ってきました。当院では日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づいた洗浄・消毒、感染対策を徹底しています。
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)について
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)は、胃だけでなく食道や十二指腸の観察・検査をすることができます。
逆流性食道炎や、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの診断や、胃がん、食道がんの早期発見に有用です。
早期がんは、初期段階では症状がほとんどないため、定期的な胃カメラ(内視鏡)を行うことを推奨しております。
当院で診断された症例はこちらからご覧いただけます。 過去、内視鏡検査をされ、苦しい経験をされた方もおられるかと思います。
当院は経験豊富な内視鏡学会専門医である院長が検査を施行します。苦痛の少ない胃カメラ(内視鏡) を受けていただくため、患者さんと相談の上、局所麻酔に加えて静脈麻酔(ウトウトしている間に検査)に対応しています。
またカメラの挿入方法は経口(口から)と経鼻(鼻から)を選んでいただけます。
ご希望の方は当院へお問い合わせください。
大腸カメラ(下部内視鏡)について
大腸カメラ(下部内視鏡)は肛門より内視鏡を挿入し、盲腸から直腸まで詳細に観察します。大腸がんやポリープの早期発見に適した検査です。検査時間は15分~20分程度です。下痢、便秘、血便、腹満感などの症状がある方や、健診で便潜血陽性を指摘された方は積極的な大腸内視鏡検査をお勧めします。
当院で発見された症例はこちらよりご覧いただけます。
また、症状がない場合でも、40歳を過ぎた方はポリープや大腸がんのリスクが上昇するため定期的な検査をお勧めします。日帰りポリープ切除や静脈麻酔、土曜日などにも対応しております。詳しくは下記よりご覧ください。
鎮静剤
上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査時、「オエッ」という反射や腹部膨満感、下部消化管内視鏡(大腸カメラ)検査時の腹部膨満感・腹痛等を軽減するため、静脈注射として使用します。
麻酔をご希望の方、または医師が必要と判断した方に使用致します。経鼻内視鏡で静脈麻酔の併用希望の方にも対応しております。検査中は必ず血圧、脈拍、酸素飽和度を常にモニタリングしながら安全に検査致します。
専用画像ファイリングシステム
検査後に撮影した映像を専用モニターにてお見せして詳細にご説明いたします。
炭酸ガス送気装置
下部消化管内視鏡(大腸カメラ)は「つらい」というイメージが一般的にあるようですが、その原因の一つに「検査中、検査後のおなかの膨満感」が挙げられます。当科では炭酸ガス送気装置を用い検査中、検査後の腹部膨満感の軽減に努めています。
※炭酸ガスは空気に比べ、極めて生体吸収が早いため腸管内のガスがすぐに吸収されることから腹部膨満感が軽減されます。
内視鏡洗浄
日本消化器内視鏡学会のガイドラインに基づいた洗浄・消毒、感染対策を徹底しています。消毒は世界各国で信頼性が得られている「過酢酸製剤」を使用しています。