先日、緊急内視鏡を行い、アニサキスを複数除去しました!
サバ、イカ、サケ、アジ、タラ、カツオなどにアニサキス(寄生虫の一種)が寄生しており、それらを生で食べることにより、感染して起こります。冷凍や加熱によって死滅するため感染予防に重要です。肉眼で見える程度の大きさのため、適切な処置が行われていれば生食しても感染するリスクはほとんどありません。
感染すると、胃に強い痛みが現れます。人間の体内ではアニサキスは生き続けることはできないため、いずれ痛みは治まりますが、かなりの激痛となる場合もあります。治療は内視鏡によるアニサキスの虫体を除去することです。生魚を食べたあとに胃に強い痛みが起こったら、内視鏡専門医を受診してください。当院では専門医である院長が緊急で内視鏡を行い除去致します。