予防接種(ワクチン)について
インフルエンザ、コロナワクチン、肺炎球菌、帯状疱疹、B型肝炎、DT、日本脳炎、子宮頸がん、RSワクチン等の予防接種を行っています。
- インフルエンザワクチン以外は事前予約制としています。初診の方でも可能です。
- 診療時間内にお電話で予約ください。
TEL:072-276-5070
※午前中はつながりづらくなっております。
※12時30分~15時30分 や 夕方 16時~18時30分でお願いします。
接種の時間帯について
月~土 12時30分~13時30分
月・水・木・金 16時~18時30分
※18時30分を超えて来院された場合は当日接種はできません
費用について
- お電話にてご確認ください。TEL:072-276-5070
- 電話で注文(ワクチン予約)が可能です。
- 支払いは接種当日で可です。
- キャンセル時はワクチンを廃棄しますので全額支払いをお願いしております。ご了承ください。
インフルエンザワクチン
インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症がインフルエンザです。
同ウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。
併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻水、せきなどの症状も見られます。
お子様では痙攣や中耳炎、稀には急性脳症を、高齢者や基礎疾患をもつ方では肺炎を併発するなど、重症化するケースがあります。
インフルエンザを予防する有効な手段のひとつが流行前のワクチン接種があります。毎年少しずつ性質を変えるインフルエンザウイルスは、異なるタイプが流行しますので、それに対抗するためにも、予防接種は毎年行う必要があります。
接種してから効果が出るまでに約2週間かかるインフルエンザワクチンですが、その効果は約5ヵ月間持続します。
日本の場合、例年12月~翌3月頃にインフルエンザが流行していますので、毎年11月下旬頃までに接種するのが望ましいと思われます。
当院は6歳以上の方に対応しています。
コロナワクチン
当院はファイザー製となっております。12歳以上の方に対応しています。初診の方も可能です。
2024年秋からは、65歳以上の方は定期接種となり、年1回毎年秋冬に接種が推奨されています。
64歳以下の方はインフルエンザワクチンと同様、自費接種となりますが、喘息など呼吸器疾患や癌を患っている、糖尿病など生活習慣病のある方は接種をご検討ください。
コロナウイルスについて
潜伏期間はオミクロン株となってから2~3日と短くなっています。感染経路は、飛沫感染が中心ですが、閉鎖空間ではエアロゾル感染もあります。
高齢者での重症化率は40~80倍と年齢とともに増加し、致死率も4~10%と高くなっています。
子宮頸がんワクチン
当院は9価ワクチン(シルガード9)を扱っています。
詳しくは厚生労働省HPVワクチンに関するQ&Aをご確認ください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎は、日本人の死亡原因の第3位を占めており、とくに高齢者や基礎疾患を持っている方などが罹りやすく、しかも治りにくい傾向があります。
このような肺炎を予防するためにできることの一つが肺炎球菌ワクチンの接種です。肺炎の原因菌で最も多いとみられるのは、肺炎球菌(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)と言われています。肺炎球菌ワクチンを接種することで、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防するほか、重症化を防ぎます。
また、インフルエンザワクチンの接種を併せて行うと、肺炎予防の強化につながります。そのため、肺炎予防には、肺炎球菌ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンの併用接種が推奨されています。
※肺炎球菌ワクチンは接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。
帯状疱疹ワクチン
50歳以上でリスクが増加し、帯状疱疹後神経痛のリスクも加齢とともに高くなります。ワクチンを接種することで帯状疱疹の発症を予防することができます。また発症しても軽症で抑えられ、帯状疱疹後神経痛などの後遺症の予防にも効果があります。帯状疱疹ワクチンは50歳以上の方が対象となります。1回接種です。
B型肝炎ワクチン
B型肝炎ウイルスによって起こる感染症で、慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどを発症するリスクがあります。
血液などを介して感染し、一度感染すると根本治療が困難のため、ワクチンで予防することも選択肢です。3回の接種で抗体を得ることができます。
DT(二種混合)ワクチン
二種混合(ジフテリア破傷風混合トキソイド、DT)ワクチンとはジフテリアと破傷風の発症を予防するのが目的です。 11歳時に接種することが望ましいとされています。
MRワクチン
アレックスビー(RSウイルスワクチン)
高齢者の肺炎の原因となるインフルエンザや肺炎球菌には治療薬があるのに対して、RSウイルスには治療薬がないため、予防が重要になってきます。
家族間で小さいこどもが感染しても、ワクチンを接種しておくとRSウイルス感染のリスクを減らせるので、呼吸器疾患のある60歳以上の人で小さいお子さんやお孫さんと接する機会が多い方は、アレックスビーの接種を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。
RSワクチンについて